アパレル業界で再注目を集めるHanes(ヘインズ)
アパレル業界ではここ数年Hanes(ヘインズ)のTシャツが注目されています。
大手のセレクトショップではヘインズの別注品が展開されるなど、アパレル業界 Tシャツ部門での重要なポジションを担っていると言っても過言ではありません。
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Hanes(ヘインズ)とは
Hanes(ヘインズ)は1901年に生まれたアメリカのブランドです。「快適さと手ごろな価格」をコンセプトに現在まで歩み続けてきました。
そして、パックTを世界に普及させたブランドでもあります。
日本で「赤ラベル」や「赤パック」の呼び名で親しまれているレッドパックは、今もなおパックT界の王様として君臨しています。
日本人向けモデル「Japan Fit」の誕生
ヘインズのTシャツは世界中で長く愛され現在に至ります。
ただ、代表的な赤パックをはじめとするヘインズの製品は、もとはアメリカ人の体形やライフスタイルに寄り添い作られてきたアイテムであることから、日本人の求めるものとは少し違いあがありました。
そこで誕生したのが、日本人向けのJapan Fit(ジャパンフィット)モデルです。
今回は、ヘインズの歴史に加わってまだ新しいJapan Fit(ジャパンフィット)モデルを、レッドパックモデルと比較しながらレビューしていきたいと思います。
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レビュー
パッケージ
まずはパッケージから見ていきましょう。パッケージは、半透明の筒形デザインで、手に取った時もコンパクトに収まるようにできています。
一目でアメリカ製のヘインズのパックTと区別できる仕様になっており、好感が持てます。
パッケージのデザインは、ブランド名とコットン100%など、最小限の情報が赤い文字で記載されているのみのシンプルなデザイン。
トレンドに敏感な大人向けのミニマルでスタイリッシュなパッケージです。
Tシャツ本体
肌ざわり
しっとりとした半透明ビニールに包まれた2枚のTシャツは、滑らかで肌に吸い付くような感覚。
直に肌にまといたい柔らかで心地よい肌ざわりです。程よい絶妙な厚みで、インナーとしてもアウターとしても着れます。
ヘインズの赤パックと比較してみましたが、ジャパンフィットのほうが少し厚みがありました。
透け感
赤パックと比較すると厚みがあるジャパンフィットですが、一枚で着るとなると白は若干透け感があります。
つい先日発売された2019年モデルは、これまでのジャパンフィットモデルよりも厚みを増しアップデートされています。
新モデルは5.3ozとしっかりした厚み仕様に生まれ変わっているので、白いTシャツを透け感なく一枚で着たいという人は新しくなった2019年モデルを購入することをお勧めします。
こだわりポイント
- 洗い加工仕上げ
- 丸胴編み
- タグレス
ガーメントウォッシュ(洗い加工)をかけることにより、洗濯したときの縮みを軽減してくれます。
また、洗いをかけることにより新品特有のごわつきがなく肌触りが柔らかいため、パッケージを開けた瞬間から気持ちよく着ることができます。
脇下の縫い目がない、筒形の丸胴編みを採用。アンダーウェアとしてきたときもアウターにひびきません。
首元のブランドタグをプリントに変更し、着用時のかゆみ等のストレスをなくしています。
サイズ感
気になるジャパンフィットのサイズ感をみていきましょう。
ジャパンフィットは従来の赤パックよりも全体的に一回りほど小さめのつくりになっています。
従来の赤パックと比較すると、着丈が短めでアームホールもやや細め。インナーとして着るときに長さが余って邪魔になることもありません。
また、アウターとして着用する場合も絶妙な厚みとしっとりした生地のおかげで安っぽく見えません。小さめ、大きめ、どのサイズ感で選んでも体のラインをきれいに見せてくれます。
Mサイズ | Japan Fit | 赤ラベル |
肩幅 | 43 | 44 |
身幅 | 48 | 49 |
着丈 | 66 | 72.5 |
袖丈 | 18 | 20 |
Hanes(ヘインズ)はどこで買える?
非常に人気のHanes(ヘインズ)ですが、「どこに売っているか分からない!」という声もよく聞かれます。
ヘインズは、実店舗だとright-on(ライトオン)やJeans Mate(ジーンズメイト)などのジーンズショップ、UNITED ARROWS(ユナイテッドアローズ)やBEAMS(ビームス)などの人気セレクトショップで購入が可能です。
ネットショップだと、公式通販をはじめ楽天やアマゾン、Yahoo!でも購入ができます。
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ワンシーズン使用してみて
ジャパンフィットモデルを購入してワンシーズン経ちますが、若干首が広がったかなくらいのヨレはあるものの、だらしないクタリはありません。
(ガンガン洗濯していますが、穴もまだあいていません!)
安くてお得な赤パックと比較して、ジャパンフィットモデルは単価こそ少し高くはなりますが、肌触りも良くヘタリも少ないのでコストパフォーマンスも良いと感じました。
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